平成20年度琉球大学医学部保健学科同窓会総会 議事録
本年度は保健学科が創設40周年を迎え、また昨年度は琉球大学大学院保健学研究科博士後期課程が設置されたことから、保健学科主催により「琉球大学保健学科創設40周年記念・大学院保健学研究科22周年及び博士課程設置記念国際フォーラム」を開催することとなり、保健学科同窓会・平成20年度定期総会はそれに先駆けて同日行われた。
日 時:平成20年9月20日(土)13:00~14:20
場 所:琉球大学50周年記念館
司 会:宮城万理子(4期生)
書 記:宮城和文(13期生)、遠藤有子(9期生)
参加者:33人(うち評議員5人、役員7人含む)
一、開会のことば 宮城万理子
平成20年度琉球大学医学部保健学科同窓会総会の開催が宣言された。
一、物故会員への黙祷
昨年度、保健学部時代から長年生化学を指導してこられた中田福市先生の訃報が告げられ、ご冥福を祈り1分間の黙祷が捧げられた。
一、同窓会会長挨拶 仲村美津枝(2期生)
皆様のお陰を持ちましてこの同窓会も再開して4年目の総会を迎えることが出来ました。今回の総会は、保健学科の40周年記念事業と同時に開催してはどうかということになりまして、この後のフォーラムでブライアン先生や安仁屋先生、石津先生という著名な先生をお呼びしての記念事業とタイアップした同窓会を持つことが出来ました。同窓会がこのように保健学科に大切にしていただいてほんとにありがとうございます。保健学科同窓会は、皆さんのご支援がありまして、だいぶ充実してまいりました。会報、皆さんの元にも届いたと思いますが事務局が頑張って精力的にやっておりますが、その会報も段々とページ数を増やしまして内容も充実してきたと思います。あと、ホームページをご覧になっていると思いますけど、ホームページもだいぶ充実したものになってきました。
今回は改選の年に当たりますが、そのホームページを活用して会長も公募することになりました。皆さんご覧になったかと思いますが、今回1人、会長の立候補者を得ることが出来まして、後ほど新会長を紹介させていただきます。私も会長になった時、維持できるかすごく心配でしたが、こうやって3年間とにかく継続させることだけを目的にやって参りましたけれど、どうにか任を果たすことができまして新しい会長にバトンタッチすることができました。ほんとに皆さんのお陰だと喜んでいます。今回、同窓会が新しい会長の下で今後とも末永く継続して、皆さまの誇れる保健学科として維持して憩いの場、青春の場とし活用していただきたいと願っております。
では、簡単ではありますが一言お礼とご挨拶を述べさせていただきました。ほんとにありがとうございました。
一、祝辞 金城祥教(1期生、名桜大学教授)
本日は平成20年度の総会を開催することができ、おめでとうございます。同窓会が発足して23年が経過したとのこと、事務局はじめ役員の皆様方の日々の活動のおかげでこのように同窓会が存続し発展できたことをうれしく思い、改めて感謝を申しあげたいと存じます。同窓会の第1期生の多くは行政や教育・研究の場、あるいは地域の組織などにおいて責任ある立場にあります。そのことで私どもが同窓会へ果たす役割は大きいと思っているところです。後輩への指導はもとより、地域への貢献もこれから大いに発揮する時期がきたように思います。もうすぐ定年を迎える方もおりますが、いよいよ地域社会や同窓会への貢献を果たすことが求められてくるかと思います。第1期生の石川督さんは県庁を退職されてJICAボランティアとして来月パプア二ユーギニアに出発するようです。一昨日彼の壮行会を行いましたが、団塊の世代がこれからどのように生きていくのかを一緒に考えることができました。それぞれの世代のそれぞれの皆様が、この同窓の集いに思いを寄せ、またアットホームな交流が今後ともできますように祈念してご挨拶といたします。
一、議長団選出
4期生の仲宗根洋子さんと13期の牧山文彦さんが議長に選出された。
一、平成19年度役員会報告
これについては当日の配付資料2ページでの紙上報告とした。
一、提出議案
第一号議案 平成19年度事業報告 仲村美津枝
1. 平成19年度保健学科同窓会総会開催
昨年の8月11日(土)に保健学科210教室において行われました。
2. 同窓会会報の作成と会員への送付
これは先ほど総会の案内とフォーラムの案内を差し上げた会報になります。
3. 同窓会ホームページの充実
ホームページをご覧になった方は分かると思いますけど、色々な事業の報告とかオープンキャンパスの様子とかといったものが載っていたと思います。今年は改選の年になりますので、ホームページをとおして選挙の公募を行いました。自他推薦用の様式といったものを掲載いたしまして立候補者を募りました。ホームページもだいぶ見てくださる方も多くなったように思います。
4. 各期連絡係の設置と同窓会組織の強化
昨年はどうにか連絡係を各期おくだけで、実際の活動ということは出来ませんでしたけれども、今年は連絡係の方をとおして各期の名簿の改正を行っていただきました。これで住所が変わっている人たちの把握が出来ました。今後の会報の発送に関しましては新しい名簿をとおして送ることができまして無駄を省くことができました。各連絡係の方々には、図書券を送付いたしました。
5. 平成19年度保健学科卒業生への入会の勧誘活動
これは今年の3月の卒業式の時に役員総出で卒業生への勧誘を行いました。学生援助費として毎年10,000円支出しているのですが、今回は会員のお母さんの協力もございまして、とてもすてきなポーチを卒業記念として配布しまして、勧誘したのですが60名のうち20名しか入って頂けなくてとても残念でしたが、そういう形で活動を行いました。
6. 既卒者への入会勧誘活動
宇座先生をはじめ卒業生を見たら同窓会に入って下さいということを一生懸命やりまして、何名か既卒者で入ってくれた方がおりました。
第二号議案の1 平成19年度収支決算報告 眞榮城千夏子(19期生)
収入の部では、会費収入の予算額300,000円のところ決算額280,000円でした。細かい内訳になりますが、新卒が20名、新卒の院生が1名、過卒が6名、賛助会員が1名で計28名という内訳になっています。当期の収入は330,000円を予定していましたが当期収入は308,434円で、前期繰越金と合わせて収入合計は787,366円でした。
支出の部では、事業費予算額288,932円に対して決算額245,335円で差異としては47,947円でした。大きいところで説明させて頂きますと、3.名簿整理・作成費が当初20,000円でしたが、名簿修正にかかる費用は労務費として計上してよいと前回の総会で認められましたので、37,700円を支出しました。4.連絡係活動費は50,000円を計上しておりましたが、22名の方の連絡係から連絡があり1人1,000円の図書券を配布しましたので22,000円の支出で28,000円の支出減となりました。運営費の方は予算額180,000円で決算額が113,208円となり、66,792円の支出減となりました。変化の大きいところで事務局費は150,000円を計上しましたが、先ほどの名簿整理のほうを事業費で計上しましたので決算額が99,450円となり、50,550円の支出減となりました。
積立金のほうは、予算どおり執行しました。支出合計のほうは予算額558,932円のところを経営努力により110,389円の支出を減らすことができ、448,543円となりました。それで、338,823円を次期20年度のほうへ繰り越しています。特別会計は、予算どおり執行してありますので長期計画積立金が2,520,000円、備品購入積立金が350,000円、名簿作成積立金が470,000円の積立合計3,340,000円となります。
第二号議案の2 平成19年度監査報告 代理 前田紀子(5期)
監査の大川嶺子会員と岸本和也会員が都合により出席できなかったため、両名が作成した平成19年度の監査報告書を前田会員が代理で読み上げ、了承された。
第三号議案 平成20年度事業計画(案) 仲村美津枝
1. 平成20年度保健学科同窓会総会開催
これは今日の総会になります。40周年フォーラムとご一緒させて頂きまして50周年記念会館で行っております。
2. 同窓会会報作成と会員への送付
これは、次回の総会の前あたりに色々と情報を会員の皆さまに送付したいと思っています。
3. 同窓会ホームページの充実
これも今まで同様、充実させて参りたいと思っています。
4. 各期連絡係活動の推進と同窓会組織の強化
今回、色々と努力しましたが22名の方からしか名簿が戻ってきませんでした。今回もたくさんの方から報告がもらえるように努力していきたいと思います。
5. 平成20年度保健学科卒業生の入会勧誘活動
今回の卒業式は来年の3月23日にありますので、その時は一人でも多く卒業生に同窓会に入ってもらうように努力してまいりたいと思います。
6. 既卒者の入会勧誘活動
ここも事務局としましては努力して参りますけど、皆さまも同期生会などでまだ入っていない人がおりましたら、是非勧誘をお願いしたいと思います。
第四号議案 平成20年度予算(案) 眞榮城千夏子
一般会計の収入の部では、会費収入300,000円を予定しております。前年度の繰越金が338,823円で、収入合計として638,823円を予定しています。
支出の部では、事業費のほうが278,823円予定していまして、その中で名簿整理・作成費は昨年の実績から40,000円を計上しています。運営費のほうは130,000円を予定しておりまして、その中で事務局費は昨年の実績から100,000円に抑えています。積立金のほうが例年どおり90,000円計上しておりまして、予備費のほうが140,000円で支出合計638,823円を予定しております。特別会計は、現在3,340,000円有るところに先ほどの積立金90,000円を積み立てることになります。
質問
儀間会員より前年度より繰越金が減少しているのは何故か。
回答(事務局)
毎年の会費収入が20~30万円程度であるのに対して、節約しているのにもかかわらず毎年の支出が40万円程度必要としている。その不足分をどうしても繰越金から当てているので、毎年繰越金が減少していっているので、なんとか会費収入を増やしたいとのことであった。
その他
会計の方から現在特別会計の長期計画積立金、備品購入積立金、名簿作成積立金が煩雑になっているので、積立金毎に通帳を作成して整理しても良いかとの提案があった。宮城重二(1期)会員より、事務局のほうで何処の金融機関でもいいから整理しやすいようにやって頂き、ちゃんと監査が出来ればいいのではないかとの意見があり、審議の結果了承された。
第五号議案 会長及び役員等の改選(案) 仲村美津枝
今年で3年間の任期が満了を迎え改選の年となるため、ホームページで会長を公募したところ、與古田現副会長が立候補してくださった。会長及び役員等は、事前に会報と共に同封された「会長・役員改選による新しい役員及び事務局(案)」のとおり満場一致で了承された。概略は以下のとおり。
会長・與古田孝夫(11期)、副会長・崎山健伸(10)、國吉緑(9)、事務局長・古謝安子(4)、会計・眞榮城千夏子(19)、書記・宮城和文(13)、豊里竹彦(28)、渉外・久場恵美(26)、監査・大川嶺子(9)、新垣善輝(4)、評議員・与那嶺君枝(1)、山口朝子(3)、前田紀子(5)、高良喜代恵(6)、糸嶺京子(10)、浜本いそえ(14)、新城紀子(13)、牧内忍(19)、山城涼子(22)、神田奈津子(24)。
その後、出席している各新役員、評議員が紹介され、それぞれ新任の挨拶が行われた。
さらに、会場からの声ということで、宮城(1期)、宇座(6期)、最勝寺(6期)会員から2010年12月には同窓会も満25周年を迎えるので記念事業を計画して総会を開催するようにとの意見が寄せられた。
一、閉会のことば 宮城万里子