news

お知らせ

同窓会会長予定者挨拶について

同窓会会長予定者挨拶について

保健学科同窓会会長の任期満了に伴い、平成20年度の新会長として與古田孝夫琉大保健学科教授が推薦されましたので、以下のとおり同窓会会長予定者挨拶文を掲載します。

同窓会会長予定者挨拶

與古田孝夫(保健学科11期、琉球大学医学部保健学科精神看護学教授)

 

初秋の候、会員の皆様におかれましては、ご清祥にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
私は、今回、仲村美津枝会長のあとを引き継ぎ、会長予定者となりました保健学科11期の與古田です。これまで同窓会副会長として力不足ながらも仲村会長の補佐役を務めてまいりましたが、今回会長予定者として名乗りをあげることになりました。
さて、同窓会活動は長く停滞の時期がありました。それが、これまで埋もれていた名簿を掘り起こし、会計を整理し、保健学科棟内一室の片隅にですが事務机を構え、ラップトップコンピュータを据え置き、ホームページを立ち上げ、それになによりも同窓会活動を軌道にのせたのは仲村会長の大きな功績です。それにはもちろん、おもに保健学科教職員で構成する同窓会事務局の大きな支えがあってのことですが、やはり会長の人望と人柄が大きく影響していると考えます。
格差社会がいわれ、物価高、食にまつわる偽装問題、連日の殺傷事件など、豊かな社会といわれた現代社会のひずみと殺伐とした世相を思わせる出来事が相次ぎ、厳しい生活を強いられる世の中となりました。琉球大学も法人化され、国からの毎年の予算は削られ、研究費は外部から助成金を獲得しなければ研究ができない厳しい競争的環境のなかにあります。そのなかで思い起こされるのが保健学部の与儀時代、授業のあいまをぬっては卓球に興じ、地下室では麻雀をしていた先輩、教室間の日常的な交流など、おおらかでゆるやかなほのぼのとした雰囲気です。
平成20年7月現在、同窓会会員は731名に達しています。今後の同窓会活動の運営にあたり、大きな打ち上げ花火はあげられませんが、小さいながらも会員の皆様のよりどころとなり、くつろげる同窓会運営を心がけていきたいと考えています。今後とも、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。