平成25年度琉球大学医学部保健学科同窓会総会議事録
日 時: 平成25年10月4日(金) 19:00~19:40
場 所: 琉球大学医学部保健学科棟2階 210室
出席者: 20名
司 会: 宮城和文(13期生)
書 記: 和氣則江(13期生)
一、開会宣言 司会者: 宮城和文
一、会長挨拶: 金城芳秀(10期生)
一、保健学科長挨拶: 福島卓也(病態検査学講座 血液免疫検査学分野教授)
一、議長団選出
事務局の推薦により、崎山健伸(10期生)および當山裕子(20期生)が選出され、以下の報告および議案の審議がなされた(総会資料参照のこと)。
一、報告
平成24年度役員会報告(紙上報告;総会資料p.1参照)
一、審議事項
第一号議案から第四号議案までの報告ならびに提案があり、その後まとめて質疑応答がなされた。
1)第一号議案 平成24年度事業報告 会長: 金城芳秀(10期生)
総会資料p.1に基づき平成24年度事業報告がなされた。
①平成24年度保健学科同窓会総会の開催
平成24年8月4日(土)琉球大学保健学科210室にて開催された。
②同窓会会報第12号の作成と会員への送付
平成24年7月17日付で発行。会員および賛助会員への送付を行った。
③同窓会ホームページの充実
④同窓会組織の強化
⑤平成24年度保健学科卒業生及び既卒者への入会勧誘活動
2)第二号議案 平成23年度収支決算報告および監査報告 会計: 玉城陽子(19期生)
総会資料p.2に基づき平成24年度収支決算報告がなされた。
・一般会計収入の部では、総収入予算額416,782円に対し決算額388,094円で、28,688円の減。決算額内訳は、会費収入230,000円(新卒18人,既卒5人)、その他の収入21,312円、前期繰越金136,782円であった。
・一般会計支出の部では、総支出予算額416,782円に対し決算額249,775円で、167,007円の支出減。決算額内訳は、事業費183,412円、運営費66,363円、積立金および予備費は0円であった。
・一般会計については、収入減にもかかわらず支出も抑えられていたので、当期収支差額の138,319円を次期へ繰り越すこととなった。
・特別会計については、平成24年度も昨年同様に増減はなく、持ち越しとなった。
諸事情による監査役2名の欠席のため、会計係(玉城)により総会資料p.3の監査報告書が代読され、適切に処理されていた旨の報告が行われた。
3)第三号議案 平成25年度事業計画(案) 会長: 金城芳秀
総会資料p.4に基づき平成25年度事業について提案がなされた。
①平成25年度保健学科同窓会総会の開催
平成25年10月4日(金)琉球大学保健学科210室にて開催
②組織の強化(同窓生との交流・連携強化)
③同窓会会報第13号の発行と会員への送付
④会員名簿の整備(各期連絡係を設置し連携のもと名簿の整備に努める)
⑤情報配信と共有の強化(IT活用で情報の円滑な発信、受信を図る)
⑥卒業生・修了生への記念品贈呈(卒業式・修了式の記念品、その他学生活動への援助)
⑦同窓会会員の勧誘(在学生および既卒者の勧誘強化)
4)第四号議案 平成25年度収支予算(案) 会計: 玉城陽子
総会資料p.5に基づき平成25年度収支予算が提案された。
・一般会計収入の部では、会費収入として前年度予算額と同じく新規会員25名を努力目標とし、250,000円を計上。その他の収入として20,000円、前期繰越金138,319円を加え、総収入予算額408,319円を計上した。
・一般会計支出の部では、前年度予算額および決算額を参考に、事業費として240,319円、運営費93,000円、積立金45,000円、予備費30,000円を計上し、総支出予算額408,319円とした。
・特別会計については、長期計画積立金15,000円、名簿作成積立金30,000円を計上し合計2,485,000円とした。
※ 質疑応答においては、「新規会員が少ない要因について、何らかの分析がなされているか?」との質問があり、事務局からは「努力はしているが、具体的に調査を行ったことはない。しかしながら、平成25年度は卒業生への記念品贈呈のみでなく、学生援助としてタイ学生との交流支援などに積極的に関わっていくことを事業計画に入れており、同窓会存在のアピールを強化していく」旨、回答された。その他には特に質疑がなく、第一号議案から第四号議案すべてが原案通り承認された。
一、その他
今年度は、在校生の参加を見込んで特別講演を金曜日の夕方に設定し、総会との順序を入れ替えたにもかかわらず、特別講演に学生が参加しなかったことについて、会員間で意見交換が行われた。ある会員からは、「自分が同窓会にかかわったきっかけ(名簿作成)と、それを機に実習や就職で先輩とつながった」というエピソードが紹介された。その一方で、昨今は個人情報保護の観点から名簿の作成や活用が困難になってきていることや、逆にITを活用して多様な情報にアクセスしやすいことなどを背景に学生気質が変化しているので、一筋縄ではいかないことも語られ、会員増に向けた取り組み案について、際立った意見はなかった。
一、閉会宣言 司会者: 宮城和文
特別講演
「終戦から67年目にみる沖縄戦体験者の精神保健」
當山冨士子 先生(前沖縄県立看護大学教授)
沖縄戦が行われた沖縄本島の4町村および沖縄本島周辺離島の2村に在住し、当該町村の介護予防事業(ミニデイケア)に参加していた75歳以上の沖縄戦体験者に対して実施した聞き取り調査についてご講演していただいた。本講演では「これまでの人生で最もつらかった出来事」や「沖縄戦を思い出すきっかけ」、「戦争を思い出す頻度」等についての調査結果を紹介し、沖縄戦体験者の精神保健、特に戦争トラウマの現状についてご報告された。
歓談風景